あいさつって日常の生活の中で当たり前に使っている言葉ですよね。
「おはよう」「こんにちは」「さようなら」この他にもたくさんのあいさつがありますが皆さんはどれくらいあいさつしてますか?最近はご近所さん同士、あいさつしない風習になりつつあるようですがあいさつ一つで好感度や人間関係ってより良くなると思うんです。
それにあいさつされたら嬉しいし、返ってきても何だか優しい気持ちになりませんか?私は身近な人にも「ありがとう」「ごめんね」など、できるだけちゃんと伝えるように気を付けています。
そして、カフェバイトする上でも簡潔に伝わる『あいさつ』はとても重要になります!今回はそんな、身近過ぎて当たり前だったりおろそかになっている『あいさつ』について、もう一度見直して接客に活かしましょう!
Contents
挨拶の大切さとは?
よく小学生の時、みんなであいさつしてましたよね?
「おはようございます」
「いただきます」
「さようなら」
社会の常識として当たり前に身に着けてきましたが、自分の気持ちを表現する一つとしても重要な事こそ基本中の基本だったりするんです!
・あいさつは自分の気持ちを表す簡潔な言葉
初めて会うなら「初めまして!」
助けてもらったら「ありがとう」
また会いたいなら「またね!」
など当たり前で簡単な言葉だけど、相手に安心感や思っている事を簡単に理解してもらう事ができます。
・カフェなどの接客業で働く場合でも、あいさつは必須
なぜなら身近な人よりも感情を伝えるのが難しいからです。その日初めてあった人に自分の感情なんて分からないですからね!
お店に入店して、店員さんみんなが元気に「いらっしゃいませ!」って言ってくれたら嬉しいですしお店の雰囲気も変わってきますよね。活気が溢れている印象を受けます。帰る時も「ありがとうございました!」って元気に言われればまた来たくなります。
そして接客初心者の方は、一緒に働く方達にもしっかりあいさつしなければいけません。これから一緒に働く仲間、先輩ですから挨拶する事で敬意を伝える事ができます。
・会話のきっかけにもなる
あいさつする事によって会話のきっかけにもなります
「いらっしゃいませ!今日は暑いですね」
「こんにちは!その商品は限定なんですよ」
など、カフェでカウンターに商品を頼みに来た時や、メニューを見て悩んでいるお客様に声をかける時はあいさつしてから会話に持っていきやすくなります。
挨拶の大切さが分かったら細かくあいさつのフレーズを流れに沿って見てみよう。
接客でよく使うあいさつフレーズ
あいさつって一言で言っても様々な言葉があります。特に接客初心者はここで種類を知って使いこなせるように、カフェでの流れと共にあいさつフレーズを集めてみました。
・お客様が来店されたら
「いらっしゃいませ!」
「こんにちは!」「こんばんは!」
1番初めにお客様に声掛けする言葉ですので、ようこそ!やこのお店を選んでくれてありがとう!という気持ちを持って笑顔で元気よく言いましょう。
・注文を受けた時
「はい!かしこまりました」
「○○でよろしいですか?」
「少々お待ち下さい」
お客様からの要望をしっかり聞いて理解したよって事を伝えたいので、自信をもってハッキリ言いましょう。そして聞き間違えの無いように注文を復唱する事も大切です。
・いつもよりお待たせしてしまっている時
「少々お待ち下さい」
「すぐに確認してまいります」
お客様を不安にさせたりご迷惑をかけていますから、不安や不満をいち早く解消する必要があります。そしてこの段階ではまだお店側に過失があったのかも分かりませんから申し訳ないと言う感情よりもハッキリさせないといけないと言うキリッとしたでも謙虚な感情を持ちましょう。声のトーンは静かに、だけどハッキリと伝えましょう。お客様はこの人に任せておけば解決してくれそうと安心感が生まれると思います。
・商品をお持ちする時
「お待たせいたしました」
「大変お待たせして申し訳ありません」
通常時はお客様のために心を込めて作りましたよ!という気持ちで明るく言いましょう。ただお待たせしてしまった時などは表情も無駄な時間を過ごさせてしまったという申し訳ない気持ちをもって、声のトーンも静かに謙虚に発しましょう。
・何かミスをしてしまった時
「失礼いたしました」
「申し訳ございませんでした」
ちょっと間違ってその場ですぐに訂正する時は慌てた感じで言いましょう。重大なミスをしてお客様にご迷惑をかけてしまった時は申し訳ない気持ちを伝えたいわけですから、声のトーンも落として伝えますが伝わる大きさで言いましょう。
・お客様がお帰りの時
「ありがとうございました」
「またお待ちしております」
来てくれてありがたい、また来てほしいと言う気持ちを伝えたいわけですから元気に送り出してあげましょう。また、朝方などの仕事に行く前の時間帯であればいってらっしゃいと言う気持ちをもって伝えるのもいいですね。
接客のよく使うあいさつフレーズを集めてみましたが、ただ言うのと感情を乗せて言うのでは伝わり方が全く違います。
分かりやすいのは謝る時だと思います。ニュースでも謝罪会見とか見ることがありますが、毎回この人の謝罪は伝わったとか伝わらなかったとか議論されてますよね?それって心が込もってるか込もってないかで変わるからだと思います。
カフェでバイト、ましてや初めてのバイトともなるとミスは誰にでもありますから、重要なのは本当にそう思っているかどうか?が接客において重要な要素になりますから、あいさつする前に一瞬で良いので自分の感情を感じてから伝えてみてください!
好感度を上げるあいさつのコツ
他の店員さんより好感度を上げてマニュアル以上の接客をするあいさつのコツは
・しっかり目を見てあいさつする
・言葉に合わせた表情と行動をする
・あいさつプラスαの言葉を付け加える
・しっかり目を見てあいさつする
気持ちを伝えるのは、ちゃんと目を見ないと伝わりません。『目は口ほどに物を言う』とよく言いますが本当にその通りだなと思います。どんなに心を込めて伝えたとしても目を見て伝えなければ相手には半分も伝わらないんです。ですので、気持ちを伝えたいならしっかり相手の目を見てあいさつしましょう。
・言葉に合わせた表情と行動をする
あいさつをしたとしても、場の雰囲気に合わせた表情や行動を取らなければ、相手に不快な思いをさせてしまいます。例えば謝らなければならない時に元気に笑顔で謝られたら納得しますか?相手の誠意を感じますか?壁に寄りかかったままお礼を言われて嬉しいですか?PTOに合わせた表情、行動を取りましょう。
・あいさつプラスαの言葉を付け加える
これはより相手に伝わるコツなのですが、「お客様こちらの商品もオススメですよ」など名前を呼んでから挨拶すると、より相手に伝わります。私はフレンドリーなお客様には「お兄さん」「お姉さん」「奥様」などお客様よりちょっと近い言い方をしたりします。初めてのバイトで他の店員さんにあいさつする時も使えます。「○○さん、おはようございます」「○○さん、お先に失礼します」など誰に向けて言ってるのか分かると返事もしやすいですし、私を見てくれているんだと話しかけられやすい人にもなれると思います。
まとめ
いかがでしたか?言葉のフレーズは接客マニュアルに書いてあることだと思いますが、どう使いこなすか?どんな効果があるのかって言うのは簡単にしか書いてない事が多いと思います。
そして、相手が返してくれなくても続ける事が接客業では大切です。無視されて当たり前くらいに思っておくと良いでしょう。そして苦手なお客様や気が合わない店員さんも出てくると思います。人間ですから好き嫌いはあって当然です。そういう時は無理に話さず、態度に出さず、あいさつだけはしっかりするとトラブルやクレームに繋がることは無いと思います。
めげずにあいさつしていれば、いつか返してくれるお客様もいますし、そういったお客様があいさつを返してくれるととっても嬉しくて、モチベーションが上がりますよ!
行動、アイコンタクト、表情を駆使してあいさつを使いこなして下さいね!
そうすれば話しかけられやすい店員さんにもなれますし、自分の人間関係もより良くなっていくと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!