もうすぐ節分ですね!2020年は2月3日が節分の日です。そして方角は西南西!
恵方巻。食べる意味とか由来をご存知ですか?豆まきは昔からあるように思いますが、恵方巻を食べる風習はここ何年かの出来事のように思います。
子供の頃は豆まきはやったけど、恵方巻を食べた記憶はありませんでした。
そこで今回は、恵方巻の意味や由来を調べてみました!なかなかおもしろい結果になっていますので、気になる方は見てみて下さいね。
意味や由来を知って、正く楽しく食べましょう♪
Contents
恵方巻の方角は(2020)?
今年の方角は西南西
もっと細かく言えば西南西のちょっと西(笑)
方角はどうやって決まるの?
歳徳神(としとくじん)と言う神様のいる方角とされています。
その方角は毎年変わり、陰陽道でその年の干支によって定められた方角が
最も良い方角=歳徳神のいる方角
とされるそうです。
歳徳神(としとくじん)とは?
歳徳神はその年の福をつかさどる神様。すなわち年神様なのです!
そして
歳徳神=恵方(恵みの方角)
と呼ばれ、恵方巻の由来にもなっているのが分かりますね。
ちなみに、恵方に向かってする事はすべて吉となると言われています。
恵方巻の由来とは?
恵方巻の由来を知るためには、節分についても知らなくてはなりません。
節分とは
季節の分かれ目の事を言います。
立春、立夏、立秋、立冬
の前日の事を節分と言うのですが、昔は立春が新年と同じくらい大切な日だったので大切な節目の前日とされる節分も重要な日とされていたことから、
「節分」と言えば立春の前日とされるようになりました。
現代で言う、「大晦日」と同じと考えると大切さが良く分かりますね!
なぜ節分に恵方巻を食べるのか?
大切な節目(節分)を境に新たに迎える年を良い年にしたいという願いから、厄除けの一環として始まったみたいです!
厄除け=豆まき
縁担ぎ=恵方巻
みたいな感じでしょうか…
なぜ恵方巻なのか?由来は?
ここが由来のアンサーになる所だと思うのですが、諸説あり、未だにコレ!という定説は無く、不明な所が多いようです。
ただ、元々節分に邪気を払うという習慣があったという事は、豆まきなどから分かりますよね!
そこから色々と色付け、肉付けされて今の習慣に落ち着いているみたいなので、分かりやすくまとめてみました。
節分に邪気を払い福を呼び、新たな年を良いものにするための習慣があった
↓
お寿司、海苔業界の販売促進として恵方巻を売り出す
・花街で船場の旦那衆や芸子が商売繁盛を願って食べたりした「遊び」が少しづつ人々に浸透していった
・江戸時代から「幸運」アイテムは巻き寿司とされていた
・武将が節分に丸かぶりして戦に勝てた
などのいわれを元に恵方巻を売り出す
↓
ここまで、大阪のごく一部の地域にしか知られていなかったが、皆さんも当たり前に知られるようになったきっかけを作ったのは
↓
コンビニエンスストアによる販売促進によるものなんです!
元々の習慣があった事には納得ですが、恵方巻はまさかのビジネスマーケティングだったのには驚きました!
よく考えてみればここ何年かで当たり前に聞くようになった事を考えるとこちらも納得してしまいます。
とは言え昔から続く縁担ぎなら、喜んで乗っかりましょう(≧▽≦)
恵方巻の意味を知って正しく食べよう!
乗っかりましょう!とか言ってますけど、こちらも昔からある縁担ぎの習慣には変わりないので、しっかり意味を知った上で正しく食べましょう♪
恵方巻の意味
今では色々な具材の恵方巻が販売されていますが、ちゃんとした具材そして意味が込められています。
・福が来てくれるようにとの意味を込めて太巻き
・縁起の良い七福神に由来して7つの具材を入れるのが基本
では、基本の具材と意味を見ていきましょう。
しいたけ
椎茸の形が陣笠に似ている事から、健康で元気である事を表しています。
うなぎ
「うなぎのぼり」という言葉にあやかって出世や長寿を表しています。
高野豆腐
大豆は厄除けとして昔から使われている事、四角い形から災いを除ける盾を表しています。
伊達巻(だし巻き卵)
黄色の色味から金運を表しています。
桜でんぷ
春を連想させる桜色は幸福を表しています。
きゅうり
その名前から「9つの利(きゅうり)」と言う事を表しています。
かんぴょう
長い形から長寿を表しています。
こちらも諸説あるのですが、お正月に食べるおせちも名前や見た目から意味が始まっている事が多いので、同じような言われでまとめました!
(数の子だったら子だくさんを願う。みたいな)
ただ基本の具材ってだけで、決められている訳ではないのでお好きな具材で食べて良いみたいです♪
そして、この7つの願いを巻き込んで食べるという事から、巻き寿司になったようです!
王道に近い恵方巻!
キレイでおいしそうです♪
正しい食べ方
1.太巻きを用意する
一人一本です。包丁などで切ってしまうと「縁が切れる」とされてますので、
切らずにそのまま食べましょう!
2.恵方を向く
その年の歳徳神がいる方角に向かって食べます。
3.一言もしゃべらず、願い後をしながら最後まで食べる。
しゃべると福が逃げていってしまうとされていますので、黙々と願いをかけながら食べましょう。
もぐもぐしている間も太巻きから口を離さないように!
何気にハードですよね笑
一度だけやった事があるのですが、途中で汁ものが欲しくなるのと一気にお腹一杯になるので、その後の食事が楽しめない(;´∀`)
でも、特別感があって楽しかったです♪まだ試したことない方は、ぜひやってみてくださいね!
まとめ
昔の厳格な儀式的な感じかと思ったら、人々の願掛けから始まっていたのですね♪
あまり太巻きって食べないのですが、おいしいんですよね~( *´艸`)
今年は自分の好みの具材を探して買ってみようと思います(作らないw)
今は色々な味の恵方巻が出ているので、皆さんも好みの味を見つけて願掛けしましょ!!
ではでは♪最後までお読みいただきありがとうございました!